- LONDON 1933 -

 

英国という国そのものを書物の中に封じ、全てを文字情報として閉じ込めた世界、『架空都市-倫敦』。住人の殆どが、天使や魔族といった異族達で構成されたこの都市は、人間には滅多に足を踏み入れられない異郷として長く存在していた。

先の第一次世界大戦から二十年後の1933年、その倫敦に三人の侵入者が現れる。侵入者達は夜陰に紛れながら殺戮を開始、わずか一晩で数十にも及ぶ死体の山を築き上げた。魔物も天使も、その種族を問わずに狩られ続ける犠牲者達。獲物となった彼らの遺体からは、共通して“声”が抜き取られていた……。

かつての“切り裂きジャック”以上の早さで、次々と積み上げられていく死体に騒然となる倫敦――その片隅で、一人の魔族の青年が悪夢にうなされていた。彼の血塗られ続けた過去は、例え眠りの中であっても安息を約束してはくれないのだ。

「やめろっ! みたくないんだ!」

悲痛な叫びと共に宙をさ迷う青年の手――いつもなら空しく宙を切るだけのその手が、ふいに握られ、優しい声が掛けられる。

「大丈夫です。大丈夫……」

目覚めると、青年の傍らには、見知らぬ少女が一人、傍らで彼の手を握り返していた。 翼を持たない“死にたがり”の青年と、光を持たない“監視役”の少女――二人の出会いが、霧の煙る倫敦に新たな色を映し出す。

 

 

 

 「という訳で、今回のテーマはズバリ『愛』になります」

 

 

 

  「あのー、ヘイゼル先生? いきなりどうしましたの?

 開始一秒でLOVE宣言とか、小っ恥ずかしいにもほどがありますの」

 

 

 「ホホ、ヒオこそ何を言ってますの? いいですか、これでも氏の作品のテーマは、

 全て『愛』なのですよ」

 

 

 

 「なん…だと…」

 

 

 

「そう、全ては『愛』です。オパーイか、 まロい尻か、それとも金髪巨乳か姉属性か、表面上の違いはあれ、全ては『愛』へと通じていくのです」

 

 

 「性癖! それ単なる性癖ですわ!」

 

 

 

 「ちなみに、ヒオの『愛』は何でしたっけ? 確か、秘伝のハーブで

 強制トランス入るとか聞きましたけど」

 

 

 「ヒ、ヒオはトランスなんて入りませんの! ハーブを使いたがるのは、

 あくまで原川さんですの!」

 

 

 

 「スコットランドヤードの皆さん、こいつらです」

 

 

 

 「通報、通報きましたの! 教師が生徒売るとか、愛もへったくれもありませんの!」

 

 

 

 「ふふ、本物のLOVEは、この本編で色々と味わえますからね。

 特に主人公のアモンさんとヒロインのクラウゼルさんの間には、

 大人なラブストーリーが展開されますわ」

 

 

 

 「はうっ! 大人なラブストーリーとか、ヒオ大好きですの!

 やっぱり、愛はエロスよりも強しですの!」

 

 

「尚、主人公はヒロインの身体に太いものを入れて、大事な何かを取っていく模様」

 

 

 

 「アダルト! アダルト過ぎますわ!」